バードエックスは普通のシングルラインの凧として、長いラインを使って高く揚げることもできますが、1本しかラインが無いsingle
line kiteにも拘わらず、左右に旋回しながら自在に飛び回らせることもできるユニークなスポーツカイトです。
バードエックスを操自由自在に飛ばすには、いくらかのテクニックを要します。(だからこそ面白いのですが。)それは最初は少し難しいでしょう。しかし、慣れてしまうと、これは無風でも飛ばせるため、一般のスポーツカイトを飛ばしている最中に風が止まったようなときでもバードエックスがあれば、無風もそれなりに楽しく過ごせます。
バードエックスを旋回させながら飛ばすためのラインの長さは5〜6mくらいあれば充分です。長いラインはむしろ手元では邪魔になります。添付されているラインは長いので、揚げるだけでないならば、5〜6mでカットして使ってください。ラインは地面にたらしておいて、端を左手で持ち、右手はラインの手繰り寄せと、送り出しに使います。
@バードエックスの腹に取り付けのためのレッグが出ているのでここにラインの端をラークヘッドノットして取り付けます。バードエックスの20cmくらい下のラインをしっかりと持ち、頭上に掲げて旋回させるように振り回しながら強めに前方に投げ出します。(風がある場合は風下側へ。)あるいは地面に置いたバードエックスを強く曳いて離陸させます。そして、自分の頭上を通過して反対側に滑空させます。
A投げたバードエックスはグライダーとなって遠ざかって行きますが、この時に重要な点は、バードエックスが遠ざかるときは、持ったラインを、滑空速度に合わせて素早く送り出してやることです。つまり、バードエックスがフリーな状態で飛んで行くのです。もし、ラインの送り出しが遅かったり、出す量が不十分だったりすれば、バードエックスの腹にについているラインが突っ張り、突然にアタマを下にして墜落してしまいます。最初はこのライン出しが間に合わず墜落するでしょう。これが出来ることが第一歩です。投げ出しの高さは自分の頭の高さか、もうちょうと上方向がいいでしょう。
B投げ出したバードエックスは3mも飛べばもう加速が鈍り止りかかりますが、その際、ラインをたぐり寄せると、軽くラインが突っ張ることで、バードエックスはアタマをこちらに向けるのです。(ターンというほどではないです。)こちらに向くタイミングに合わせて、今度はラインを引き戻してやります。この旋回はゆっくり行うほうが安定が崩れません。いきなり曳くと回転せずに下に向かってしまいます。回転し終わったら自分の頭上に向かって引き戻します。ラインは忙しく手繰り寄せます。オーバーヘッドして行き過ぎても構いません。
C手が届くほども近づいたら、再び強めに振り回して投げ出します。これを繰り返してください。最初は自分にとって回しやすい方向への旋回ばかり繰り返して練習すると覚えやすいと思います。慣れると右旋回、左旋回と左右に出来るようになるでしょう。
最初は遠くまで投げ出さず、至近距離で回転をさせることを心がければ上達は早いと思います。
<ビデオを掲載していますので、飛ばし方の参考にしてください。ラインをシッポ経由でアタマまで回し、頭を持って、後ろ向きに投げると、1回転してから揚るなど、上級のテクニックもいろいろあります。>

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