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スポーツカイトのロッドの知識とカイト修理の方法 

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             ロッドの種類とロッドの知識

カーボン・ロッドの種類
SashieHP240-017.jpg (46175 バイト)最近のスポーツカ
トのフレームはその殆どがカーボン・グラファイト製のロッドによって組まれています。初期のスポーツカイトは重いファイバーグラス製のロッドでした。現在でも、一部の低価格なスポーツカイトやオモチャのカイトではファイバーグラスのロッドが使われています。スポーツカイト専門店で販売しているような本格的なスポーツカイトでは、もはやファイバーグラス製のロッドは使われていません。それは、以前はとても高価なカーボン・ロッドの値段が、民需で量産され、いまではひと昔とは比べ物にならないくらい安くなったからです。とはいうものの、軽くて強固なカーボン・ロッドは、まだまだ高級品で、本格的なスポーツカイトが子供のオモチャではない価格帯にあるのも、カーボン・ロッドを主材料としているために他なりません。

Mad8-StdGY240f.jpg (51463 バイト)スポーツカイトに使われているカーボン・ロッドを大別すると、「プルトルーレッド」「ラップ・ド・カーボン」の2つに分かれます。(プルトルーレッドは読みにより、プルチュアードとも言います。また、ラップ・ド・カーボンもラップ・ド・グラファイトとも言います。)プルトルーレッドは成形品で、表面がつるっとしており、どちらかといえば径は細めで、そのわりに肉厚の、弾力性のあるストレートのパイプです。ラップ・ド・カーボンは同じパイプ径でもプルトルーレッドよりはずっと軽く、また太さのわりにパイプの肉厚も薄く、カーボン繊維のテープを少しずつずらしながらぐるぐると巻いて作ったパイプです。ラップ・ド・カーボンは軽いままで、直径を太くすることができるので、それだけ、曲げ強度に強いものになるのです。普通のラップ・ド・カーボンはロッドの表面にテープを巻いた跡が段々になって残っているので、一瞥するだけでわかります。段ダラになっていたらラップ・ド・カーボンだと思ってもいいですが、、ラップ・ド・カーボンでSashieHP117-004.jpg (32535 バイト)も、その段ダラをサンディングして滑らかにし、更に塗装してつるつるにしたモノもあります。一般にプルトルーレッドよりも、ラップ・ド・カーボンの方が価格が高いので、より上級のカイトに使われています。ラップ(Wrap)とは英語で巻くということで、例えば、「Skyshark5PT」という名前のラップ・ド・カーボンは、「Skyshark」という会社の「5wrap」であることを意味し、最後の「t」はテーパード(先に行くほど細くなる形状)を指しています。ラップ・ド・カーボンは巻き数が多いほど強固ですが、それに比例して重量も増えます。
Std仕様のクラスでは、3ラップから5ラップが多く、強風用のベント仕様などでは7ラップから8ラップ、弱風用のUL仕様では2ラップから3ラップを使用することが多いです。
 
特にUL仕様(ウルトラライト)よりも軽量な微風用カイトには細くて軽いラップ・ド・カーボンが不可欠です。また、ラップ・ド・カーボンは径が太い分、剛性が高いため、スタンダード仕様のカイトでも、剛性を重視した設計のカイトではラップ・ド・カーボンを使用しています。プルトルーレッドのみで組み上げたカイトの場合、高級でないスタンダードのカイトや、それほど強度を必要としない小型のカイト、あるいはどちらかと言えば価格を抑えたスポーツカイトに使用されることが多いです。また、プルトルーレッドとラップ・ド・カーボンのいいところを混合して2種、3種でフレームを組む場合もあります。

ストレートとテーパード
CTC-240Iconb.jpg (47842 バイト)プルトルーレッドのロッドは、端から端まで太さの一定したストレートのロッドですが、ラップ・ド・カーボンには、テーパードになったものと、ストレートの2種類があります。テーパードとはロッドの太さが先に行く程細くなっているものです。最近のカイトの殆どは(センターロッド以外は)このテーパードを使用したものが多く、センターロッドさえもテーパードを使ったカイトも多く見られます。なぜ、テーパードを使ったカイトが多いのでしょうか。スポーツカイトのフレームに最も必要な「しなり」を得るには、テーパードが有利で、また強度に対する重量比からも有利であるためです。ただし、瞬間入力パワーが非常に大きくなるトリックを重視したカイトでは、入力したパワーをしならないままダイレクトに運動として伝えたいがために、リーディング・エッジさえストレート・ロッドで組む場合も少なくありません。スポーツカイトは飛びのスポーツ性を求めるがゆえに、ロッドの反発力をどのように利用するかは、設計者の目的によって違うのです。

カーボンの特性
カーボンのロッドは正確に言えば、カーボンの強化繊維をエポキシ樹脂などの基礎材料で固めて作られたロッドです。カーボン繊維はある方向には変形しやすい反面、ある方向には曲げに強い特性をもっており、その特性を利用して、曲げ方向を利用した角度のバイヤスに積層することで、曲げ強さの度合いを自由に決めることができるのです。これを専門用語ではテーラリングといいますが、組み合わせ方を変更することで、いかなる水準の強度や反発力のある製品を作ることもできます。これらはロッドのようなパイプ形状のものだけでなく四角型状や平面のものも含め、将来的にも非常に有望なComposite Materialなのです。

ロッドメーカーとその供給
SashieHP240-020.jpg (54472 バイト)世界のスポーツカイトに使われているのロッドの最大のシェアはどこのメーカーなのでしょうか。かつてAVIA Sportsが世界の80%以上を握っていました。最近はSkysharkが盛り返し、既に逆転して主導権を奪い返しています。そして残りの僅かのシェア中に多数の零細ロッドメーカーがひしめいているのが実情です。G−forceとかSkinnyとか、AVIA230とか、そういう名前を聞いたことがあると思いますが、これはAVIA Sportsの非常にポピュラーな製品名です。また、P200とか3PTとかはSkysharkの製品です。他にはExelとか、Advantageとか、Dynamicとか、そんなメーカー名も聞いたことが有るかもしれません。AviaもSkysharkもアメリカの量産ロッドメーカーで、世界のスポーツカイトメーカーの大多数はメジャーなこの2社のカーボンロッドを使ってスポーツカイトを作っています。国籍の異なるスポーツカイトメーカーがなぜか同じロッドを使っていると思われるでしょうが、それはこのような供給の仕組みが確立されているためです。しかし、最近、量産品とは違った、高価でも高品質なものを求める層が世界的に拡大しています。それらを製造しているマイナーなカーボンロッド・メーカーは販売好調なため、量産メーカーも無視できなくなっています。最も知名度があるのは日本製のロッドのAERO−STAFFです。また、フランスのR-SkyもICONという高級なロッドを作っています。このように、スポーツカイトも世界的には高級化・高性能化の道を進んでいるのです。ページの先頭

ロッドは折れるもの

XTZ-15.jpg (14106 バイト)一端、スポーツカイトをやり始めた以上、ロッドを1本も折らないでエキスパートまで行くわけには行かないのがこの世界です。カイトが墜落するとロッドが折れるだろうということは覚悟の上で始めても、案外なかなか折れないで済む場合もあります。ところが、そんなに衝撃を加えたようにもないのに簡単に折れてしまう場合もあります。これは、ロッドの製品むらではありません。カイトに掛かる負荷は千差万別で、すべてがテコの応用のような影響を受けやすく、また、それ以前に負った小さな傷が重なって、疲労骨折するケースも多々あるのです。これは経験を積むとよく理解できることなのですが、初心者などでは、軽い衝撃で折れると、すぐに品質不良と思いがちです。ロッドをしっかりコネクターの奥まで差し込んでいなかったり、風速オーバーを理解していなかったり、それらも破損の原因になります。初心者でもちょっと腕が上がれば、墜落からは開放されると思います。しかし、実はうまくなれば、なっrod.jpg (23125 バイト)たで、もっと難しい飛びや技に挑戦し、それを克服するための過程で墜落は避けられません。よって、上手になるためには、誰しもロッドを折りながら、練習を積んでゆくのです。ロッドが折れたからといってショックに感じる必要は全くありません。

XTZ-13.jpg (43466 バイト)ロッドが折れても、ロッドを新しいものに交換しさえすれば、簡単にカイトを元の状態に修理復元することができます。ただし、あまりにも小さなロッド・メーカーの製品や、滅多に使われない特殊なロッドを使用したスポーツカイトの場合、そのロッドの入手が非常に難しい場合があります。また、購入後5年以上経過したカイトの場合は、既にその品番のロッドが廃盤になっている場合があります。特に最近はロッド・メーカーの開発サイクルが早まっており、新製品に移行するまでのスパンも短くなる傾向があります。また、そのカイトを取り扱う販売業者が転廃業していたりすると困ります。買う店を間違うと後でカイトを捨てるしかないことになりかねません。有名メーカーのカイトを信頼のおけるショップで買っておけば殆ど心配ありませんけ。

ロッドの交換の方法を覚える
SashieHP240-022.jpg (59711 バイト)交換ロッドの購入をする際に、アセンブルした同一のパーツで「〇〇用」として交換できるものもオモチャ・カイトに近いものにはありますが、現在の世界のスポーツカイトのメーカー事情からは、その殆どは既製品サイズのロッドを購入し、自分のスポーツカイトのロッド寸法長に合わせて自ら切断加工しなければなりません。スポーツカイト業界は、カイトを作っているメーカーとそこに使用されているパーツのメーカーは別々で、パーツメーカーは,同一の商品を独占的に世界の異なったカイトメーカー多数に供給しています。これはある意味でグローバル化されているための同規格のメリットもあります。通常、ロッドのメーカーには既製品サイズという規格があり、それで
供給しているのです。(既製品サイズは82.5cm/100cm/125cmのような長さです。)カイトは機種によって大きさは個々に違い、そのため、使用するロッドの長さもそれぞれに違います。また、カイトの部分によっても長さは異なるため、折れた箇所別にロッドをカットして適応させねばなりません。つまり、どこも同じ長さとは限らないのです。スポーツカイトを始めた以上、ロッドの交換の仕方と、ロッドの切り方を覚えるのは必須科目です。何にもできない!という工作苦手タイプの方にはカイト修理は難しいかもしれませんが、一般常識があり、ちょっと注意深い人ならば、修理はそう難しいものではありません。
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               ロッドの上手な切り方

ーボン・ロッドと言えば「固いもの」というイメージが定着しています。ですから、そんな固いものが切れるのか、と思われがちです。でも、ご安心ください。注意すべき点はありますが、きわめて容易に切ることができます。カーボンはその名の通り、「炭素」であり、それは鉛筆の芯と変わりありません。カーボン・ロッドが折れた時は、その炭素繊維のささくれ立った折れ口に決して触れないように注意してください。細く鋭い先が指先に突き立って、その先端が皮膚の下で折れると怪我をします。

フェルールが要るかどうか確認する
CTC-UL-bu240rod.jpg (54812 バイト)まず、スポーツカイトの構造ですが、翼の縁を「リーディングエッジ」と言います。この中に入っているロッドは普通の場合、上下2本のロッドを中央で差し込み式にして繋いであります。(サイズの小さいカイトでは上下で繋がない長めの1本モノで作ったカイトもあります。しかし通常はロッド長が1本では足りないので上下で繋いであります。)ロッドとロッドはフェルールと呼ばれる棒状のパーツを介して繋いでいますが、フェルールは上か下のロッドに直に接着してあるのが普通です。(フェルールは標準的な製造法の場合は上側のロッドに接着してあります。)折れたロッドを交換する場合、フェルールが必要かどうかを、まず確かめてください。もし上側が折れた場合は大抵必要となります。プルトルーレッドのロッドのように細いものは、アルミなどで作られた金属フェルールで、(それはパイプになっており、)その中にロッドを差し込みます。これは外付け形状から、アウター・フェルールと呼んでいます。
(金属製でない場合はGLUSPARというファイバーグラス製のパイプです。)

SashieHP240-021.jpg (52940 バイト)リーディングエッジ内のロッドがラップ・ド・カーボンの場合はどのように繋いであるのでしょうか。真中で上下2本のロッドがフェルールで接続されているのは、共通していますが、ラップドカーボンの場合はロッド径が太くて、肉厚が薄いので、フェルールはロッドの中に入っており、材質も、ソリッドのグラファイトやファイバーグラスの棒、あるいは切断したロッドが使われます。これをインナー・フェルールといいます。このように、サイズと形式の合ったフェルールを用意してください。ロッドだけ購入しても繋げません。テーパードのラップ・ド・カーボンを使用したリーディングエッジの場合は、フェルールは太い側同士で差し込まれ、両端が細い方になっています。また、スポーツカイトによっては、リーディングエッジの上側はストレート・ロッドで、下側についてはテーパード・ロッドの場合もありますから、確かめてからロッドを買いましょう。(もしわからない場合は、エスクでは正しいカイト名と、その仕様の2点で、どこに何のロッドが使ってあるか分かります。注文の前に聞いてください。ただし、エスクで売っていないカイトについては責任は持てません。自分のカイトの名称や仕様もわからない場合はお答えようがありませんので、そういう意味でも、自分の持っているカイトの正式な名称くらいは覚えておきましょう。)

カーボンロッドを切る道具
saw.jpg (23390 バイト)さて、折れたロッドを定規代わりにして長さを決め、、新しいロッドの切る位置にマークを付けます。塗装していないカーボンロッドは黒いので、シルバーや白のマーカーで、切る位置に印すると分かりやすいでしょう。ロッドを切る道具は、目の細かい金切ノコギリか,目立てヤスリのようなものが適しています。目の細かいノコギリとしては、工作用のノコギリで、金属板やプラスティック板を切るためのものを、ホームセンターに行って購入してください。「ピラニア・ソー」のようなノコギリは良く切れます。また、オルファ製の替え刃式の「金切りのこ」(オルファの品番BX138)はお薦めです。但し、これはどれもカーボン切断用のノコギリではありませんから、切れ味を長く保つことはできません。しかし、安くて、当面、何本か切るには刃の厚さが薄く、鋸目も細かく、手軽な道具です。エスクではオルファの替え刃式の「金切りのこ」
をお薦めします。なぜならば、刃を替えれば常にシャープな切れ味が保て、どんな田舎のホームセンターでも、オルファの製品なら大抵置いているから、手に入らないことはないと思うからです。

カーボンロッドは切るときに割れやすい
カーボンロッドは炭素ですから、目の粗い木工用のノコギリなどで、がりがりとやってしまうと、すぐに割れてしまいます。カーボンは硬い反面、とても割れやすい性質があるのです。よって、注意すべきは絶対に丸太を切るような、片側から切り落とすような切り方をしてはなりません。竹を想像してください。竹と同じように、周りから少しずつ深くなるように切ってゆきます。雑に切り始めると、繊維に沿って,ひび割れしやすいのです。その反面、切り口を奇麗に仕上げるために、目の細かいサンドペーパーで擦ると、まさに鉛筆の芯と同じく、スラスラとよく削れます。

カーボンロッドを切る
SashieHP240-010.jpg (53452 バイト)カーボンロッドを切るコツは、周りから少しずつ,溝を掘るように切ってゆくことです。ロッドをグルグルと回しながら、溝を段々と深くしてゆけばいいのです。そうすると、あと少しで切り落ちるところま来ますが、ここで、ポキンと折ったりしてはいけません。そうすると、ピリピリッとひびが入ってしまい、「シマッタ!」となってしまいます。ロッドには僅かなひびが入っても、そこから折れる原因になります。慎重に、注意深く切ってください。慎重でありさえすれば、決して難しい作業ではありません。思っているよりもカーボンはモロいのだ、と考えていれば決して失敗はありません
プルトルーレッドの場合は、多少、雑でも何とか行けますが、ラップドカーボンの場合は、細くて肉が薄い上、1本の単価も高価なので失敗は許されません。経験を積むまでは丁寧にやってください。
カーボンの切り口は容易に削れるので、1〜2ミリ長めに切って、サンドペーパーで切り口を擦って削り合わせると、ピッタリな長さに調整することもできます。
カーボンを削ると黒い鉛筆の削りカスのような粉がでます。これはウェットティッシュで拭き取って捨ててください。鉛筆の芯の削りカスと違うのは、カーボン・ファイバーなので、粉の中に繊維が含まれており、粉を吸い込むと体に良くありません。極端に神経質になる必要はありませんが、その辺にカーボンの粉を放置したままにし、風で空中に舞うような状態は絶対に避けてください。また、粉に含まれた微細な繊維が皮膚に刺さりチクチクする場合もあります。折れたロッドは炭素なので燃えるゴミとして出せます。
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         ■カーボンロッドを注文する際の注意点

SashieHP240-011.jpg (40406 バイト)カーボンロッドをエスクに注文する場合、エスクで買ったカイトでしたら、カイトの名前と形式・仕様だけでも、どのカーボン・ロッドを使ってあるかは、すべて分かります。あとは折れた個所を教えていただければ、同一メーカーの適した既製サイズのロッドをご用意できます。よって、もし、ロッドの名称が分からなくても心配はありません。エスクでは弱小メーカーのロッドでも、多少、特殊なロッドでも大抵のものは持っています。しかし、ロッドメーカーの世界もどんどん移り変わっています。ロッドは殆どが海外からの輸入品で、少量しか要らない場合、僅か数本を海外から取り寄せることは、コスト的に見合いません。よって、ある程度まとめて輸入します。ずっと以前は国内の大手商社が取り扱っていました。緊急な場合は国内で入手可能なものも有りました。ところが、今まで入手が困難ではなかったメジャーなロッドでも、日本総代理店をしていた商社が事業部を閉鎖したり、再編されたりと、激しい波に洗われています。特殊なカイトをお持ちの方は必ず予備のロッドを何本かお持ちになっていた方がいいでしょう。現状ではメーカーの段階で長期欠品する場合さえあり、長期間に渡って手に入れ難い状況も経験しています。また石油価格と連動して価格も上昇しています。
エスク以外で購入されたカイトの場合でも、ポピュラーなロッドならば、供給可能ですが、海外通販で購入されたニッチなものや、ブローカーからのもの、古いもの。また、おもちゃに近いスポーツカイトのロッドはエスクでは扱いしていません。古い時代のカイトのロッドは殆どが、ファイバーグラスなので、今では99%入手できません。そういうことも考えてカイトは買いましょう。エスクではエスクで売っておきながら、後でそのパーツが無いとは言えないのです。ユーザー保護のため、誰も折らず滅多に売れないパーツさえも在庫して最大限の努力をしています。でも、売りっぱなしの業者から買ったカイトのパーツだけが欲しいとエスクに問合せてくる方もありますが、それらでエスクで貴重品状態のものは、残念ながらエスクの顧客優先のためお分けしていません。
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スポーツカイト修理と接着剤  

スポーツカイトのロッドの接着は、普通、瞬間接着剤を使用します。瞬間接着剤は液体なので、狭いところに流し込みやすく接着時間も短いので好都合ですが、強い衝撃には弱い特長をもっています。 また、あまりにも早くくっつき過ぎて、正しい位置あわせもできない時があります。また、ゼリー状の瞬間接着剤は強度が不足しています。もう少し、ゆっくりと、また、しっかりとした接着をしたい時は、2液性のエポキシ系の接着剤が適しています。径がピッタリしない場合は充慎剤としても使えます。
ウィスカーのような細いものを径の緩い場所に接着しなければならない場合は、(3mmの穴に2mmのロッドを接着するようなとき。)一端、ゴム糊系の接着剤をロッドに薄く塗布し、差し込んで、その上から瞬間接着剤で抑えると、弾性度の高い接着力が得られます。また、ウィスカーコネクターを止めているセールの補強布の修理や拡大には、布の接着力が強くて、しかも、高grue.jpg (23724 バイト)温な環境にでも耐える接着剤であるSUPER Xのような接着剤は有効です。縫うという作業は、慣れないと大変ですが、貼るという作業なら誰でもできますから。 まあ、高分子化学は私の専門ではないので、多くは語れませんが、カイトの修理に接着という作業は重要で、工夫によって多用できます。ページの先頭

スポーツカイトの修理を依頼する

SashieHP200-002.jpg (55043 バイト)スポーツカイトを大きく破損した場合、自分では修理できない場合があります。特にセイルを切断してしまったような場合がそれにあたります。
エスクでは、スポーツカイトのMadなどを作っている関係上、どのようにひどい状態の破損でも完全修復できますが、状態がひどければひどいほど修理費用がかかることをご理解ください。セイルの修繕は思っている以上に費用がかかるのです。修理の規模や場所によっては、新しいスポーツカイトを作るほうがずっと楽な工程になることが、以下を見ればお分かりでしょう。修理の方が安く済むとは限りません。
ばっさりと大きく裂いたセイルを修理する場合、セイルの縫い直しが必要になりますが、作業を簡単に思っている人が居るようです。それにはいくつもの工程があり、すべてそれは人の手によって行うので、かなり費用がかかります。
@セイルの修理のためには、ロッドやブライドルも含むパーツ類はすべて外してしまい、完全に平らな1枚のセイルの状態にしないとミシンで縫うことができません。(分解の工賃がかかります。)
Aセイルのパネルを取り替える場合、縫ってある場所は糸をすべて解かなければなりません。もし他と繋がっている場合、解く範囲が広くなります。(セイルの解き工賃がかかります。)
Bセイルのカラーと同じカラーが入手できない場合があります。左右の色の違いを嫌うばあいは、反対側のセイルパネルも交換しなければなりません。(解きと縫いの両方の工賃が左右でかかります。)
Cセイルの素材以外にリーディングテープやノーズもはずさねば修理出来ないような場合、新たに作り直さなければならない部分が多数発生します。
D再度ロッドを入れて組み立てし、ブライドルもつけますが、この時に接着されていて外せず、再使用出来ないパーツが発生します。(組立工賃とパーツ代)
E返送のための運送費用。(お送りいただいた際のそちらの元払い運賃も既にかかっていますし。)

裂けたセイルの修理をできるだけ安く行うには、ご自分でカイトを分解し完全に平らな状態のセイルだけを取り出して、セイルを小さくたたんで郵送できるサイズで送ることです。コレですと上記の@とDは不要で、Eも安くなるでしょう。
ロッド交換のような単純な作業さえも依頼される場合があります。エスクは何でもやりますが、それなりに費用や工賃がかかりますので、出きるだけご自分でされるようにお勧めいたします。
なお、修理等でカイトをお送りされる際に泥だらけのままで送って来られると修理にかかれません。セイルについた泥はきれいに拭きとってからお送りをお願い致します。また、費用も聞かずにいきなり送ってくる方がマレにあります。これも困ります。出きるかどうかを、必ず、事前にお問合せくださいますように。

SashieHP490-015.jpg (25068 バイト)

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