スポーツカイトを気分よく飛ばしている時は、「ライトブリーズ」と呼ばれる,肌に心地いい、風速1.6mから3.3m位の風が吹いています。このくらいの風ですと、揚げたスポーツカイトのラインを力一杯引くようなことは殆どありません。スポーツカイトのフライトは、無理せず、ほどよく、体を動かすため、疲労が残ることなく、また、楽しみながら運動不足を解消できるアウトドア・スポーツです。
スポーツカイトを続けているうちに自然と体調がよくなった人の話をよく聞きます。その例をいくつかご紹介しましょう。
Aさんの場合
Aさんはコンピュータソフトの会社の管理職ですが、毎年10月頃になると、決まって左腕から肩にかけて、40肩と呼ばれる激痛に襲われていました。その痛みは昼夜続くのでとても辛い思いをしていました。多分、日頃の慢性的な肩こりが累積してそうなるのでしょう。その痛みが始まると、行き付けの整形外科へ行って診断してもらいますが、ハッキリした原因もわかりません。1−2ケ月も電気治療を行っていると、治癒したかのように治り普通の肩こりに戻るのです。
そのAさんは、慢性の肩こりは運動不足が原因に違いないと考え、手頃な軽いスポーツを捜していました。自宅でできるアスレティック器具は退屈このうえなく、とても長期間続ける自信もありません。ジョギングやウォーキングには興味がなく、球技系は一人でできない。できれば、あまり人がやっていないような新しいスポーツはないかと思っていた時、スポーツカイトをやっている人を見たのです。スポーツカイトを始めてからは、肩こりは大幅に軽くなり、今では肩は凝らなくなりました。恐怖の10月が来ても、40肩の発生の兆候がなく、今では完全に完治したようだといいます。
なぜ、スポーツカイトがいいのかわかりません。考えられることは、スポーツカイトはプッシュターンやストールなど、瞬間的に力を入れたり抜いたりする操作を繰り返しますが、これが腕や肩の筋肉の血行にとてもいいのではないかと思います。
Bさんの場合。
Bさんは機械部品の会社の設計部で設計をしています。毎日細かい図面やコンピュータのCAD画面を見ており、また納期に追われての仕事で、頭痛持ちになっていました。どうも目から来る頭痛のようで、年齢的には老眼が始まるにはまだ少し早い年齢なのに、目が霞んだり、疲れが激しかったりしていました。仕事のストレスも強く、逃げ出したいような気持ちだったそうです。年中、事務所内に詰めていると、エアコン漬けで、夏の暑さも冬の寒さも実感しない内に季節が変わってしまう毎日でした。
そんな時、通勤路で晴れ渡った青空をスイスイと飛ぶスポーツカイトを見ました。何と気持ちがよさそうなのだろうと思い、一人でひっそりとやるつもりで始めました。そして、スポーツカイトを始めてから、あらためてアウトドアの爽快さを再認識したそうです。木々の蒼さや河の流れの安堵感、そして小鳥のさえずりや風の気持ちよさ。今まで、風の存在さえも忘れて生活していたそうです。
もし、スポーツカイトを始めていなければ、休日に一人で河川敷きにゆくことなど絶対になく、とっくに仕事のストレスに押し潰されていただろうと。
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スポーツカイトを通して、多くの方が自然に親しみ、精神的にも開放されて いるのは嬉しいことです。スポーツカイトはそういう意味でも手軽に始められる気楽なスポーツです。どんなスポーツでも新たに始めるとなると、それなりの準備とけっこうな予算がかかりますが、それに比べてもスポーツカイトは決して高価な遊びではありません。特別決まったウエアがある訳でもなく、自然体で始められ、一人でも、二人でもできる。また自分がしたい範囲で行え、終えたい時に終えられるメリットも大きいので、他人に束縛されることがありません。誰にも強制されず、マイペースで楽しめるため、みんなとワイワイやるのを好まないタイプの人でも、自分に入れ込んで出来ます。また、人と交わりたい方は職業や年齢が全く異なる人同士でも趣味を通じてお付き合いができます。気候のいい時期は特に気持ちがいいですし、気候が厳しいときでも、屋外で自然に接することが精神衛生上もとてもいいことを体感することが出きるでしょう。 |